お役立ち

『10年後の仕事図鑑』を読んで考えた外食産業の行く末

こんにちは、ばしです。

堀江貴文さんと落合陽一さんの共著、『10年後の仕事図鑑』を読みました。現在もビジネス書ランキングで上位ですね。(2018年6月現在)

カバンに入れっぱで、しばらく読んでなかったので角とか帯がぐしゃぐしゃ…。

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僕は外食産業に身を置く人間なので、読んで感じた事と外食産業の未来を考察してみました。本書にも書いてますが、“なくなる仕事リスト”なんて血液型占いくらいの精度です。未来はものすごいスピードで変わって行くので、僕の言う事も全然変わっていくかもしれませんがそれはそれで面白いかなと思って書いてます。

この本のまとめや要約などはネット上にたくさん上がってるので『外食産業』の部分にだけフォーカスして書いていきます。

僕の希望も込めてなのですが、外食産業、広く言うとサービス業の価値は高くなります。

なぜ高くなるのか、その辺を詳しく書いて行こうと思います。

無くなる仕事

・管理職

・秘書

・営業職

・現場監督

・エンジニア

・弁護士

・会計士、税理士、社労士

・スポーツ監督

・介護職

・公務員

・テレビ

・倉庫業務

・警備員

・教員

・研究者

・事務職

・窓口業務

・医師

・クリエイター

・アート

・銀行員

・運送業

・翻訳

・ドライバー

・顧客対応

・農業

・コンビニのレジ打ち

・書店

・飲食店

・物流

・編集、校正

10年後の仕事図鑑p82~p119より

え、飲食店入ってるやんって思いましたよね。

しかし、本書の『飲食店』のページを見るとこう書いてあります。

飲食店は人が入らなくなる店と人が価値になる店で二極化するだろう。

です。

“飲食店も代替可能な部分からロボット化が進みAIが導入されるが、スナックのように「ママに会いたいから」などの属人的な理由のお店は潰れない”とあります。

すでに機械化は進んでいた

あまりにも普通に日常に溶け込んでいるので意識してないかもしれませんが、

  • 食洗機
  • POSレジ
  • タッチパネルのメニュー

など、すでに機械化されている部分は多くなっています。人件費を削減出来たり、レジの打ち間違いや、注文の取り間違いがなくなったりなど機械化が進んで人間が必要でない場面が増えてきました。食材のIQF(バラバラに凍結してある冷凍食品)なんかもロスが出ないので便利ですがそれも機械化の延長にあります。

今後、PLの大部分を占めるFLコスト(食材原価+人件費)を機械化でどんどん下げる事が出来るようになっていきます。

なぜ外食産業の価値が上がるのか

落合陽一さんは『属人的な理由のお店は潰れない』と言い、スナックを例に挙げました。

西野亮廣さんやSHOWROOM前田裕二さんも同じ事を言っています。

例えばお寿司屋さん。

こんなロボットがいるとします。

  • 完璧なシャリを作る
  • 完璧な握り方で握る
  • 魚の鮮度を見分ける
  • 魚が持つ旨味成分を見分ける
  • 人間が1番美味しく感じる切り方が出来る

どんな職人が握るよりも味覚的に美味い寿司を作るロボが出来たとします。

しかし、そのロボの握る寿司より、

  • 大将が産地の説明をしてくれて
  • 大将の長年の経験による目利きで仕入れて
  • 大将が丁寧に握ってくれて
  • 女将がサービスをしてくれる

そんなお寿司の方が美味しく感じると思います。

それを

感性

といいます。

全てが自動化された超高級ホテルよりも、入り口で女将さんが「遠いところお越し下さいまして…」と待っていてくれる旅館を求める感じ。

それが感性で、人間の感性は数年で変わらないんじゃないかなと僕は思っています。

外食産業や、サービス業は、そこの部分では代替出来ない価値を作り出すことが出来ます。美容師さんなんかもそう。

もちろん高級店だけではありません。タッチパネルで注文してロボットが運ぶようなお店よりも、本書で登場するスナックや、居酒屋なんかもそうです。大衆酒場のなんとも言えない雰囲気や、名物のおばあちゃんが作る定食、代替え出来ないですね。

中途半端な店は無くなります。機械化、AI化か感性の追求か。どちらかにシフトしていく中で人間にしか出来ない部分であるサービス業の価値は高くなるんじゃないかと思っています。

まとめ

読んだ本の感想を書こうと思ったら『感性』という壮大なテーマになってました。サービス業は、やり方次第では価値の高い仕事になるかもしれません。

ただ、未来がどうなるかを考えて悲観せず、柔軟に対応できる気持ちは持っておきましょう。

最後に堀江貴文さんの言葉を借りて終わりにします。

『未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ』

 

おしまい

 

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