開業後

JASRAC問題から合法的に逃れる方法

こんにちは。

大丈夫かな、この記事…。

とりあえず行ってみましょー

BGMを利用する美容室などの店舗に対して全国一斉に法的措置

本日、JASRACはBGMを利用していながら、著作権の手続きをしていない美容室など178事業者、352店舗に対し、簡易裁判所に民事調停を申し立てました。

今回の申立においては、全件数のうち163事業者、205店舗が美容室でした。

JASRACでは、HPや各種メディアを通じて、広くBGMの著作権手続きの必要性について周知してまいりました。今後も引き続き、各業界団体やBGM音源提供事業者との協力関係を構築していくなど、BGMの適法利用促進のための様々な取り組みを推進してまいります。

2017年6月13日 JASRACホームページ内プレスリリースより

さらに、

飲食店事業者に対し著作権侵害行為の差止めと損害賠償を請求

JASRACは、本日、生演奏によりJASRACが著作権を管理する音楽著作物(以下「管理著作物」といいます。)を、著作物利用許諾契約を締結しないまま違法に利用している飲食店「〇〇〇〇)」(東京都港区)の経営法人(有)〇〇〇〇(本社:東京都港区)とその代表者を被告として、管理著作物の使用禁止(差止め)と損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に提起しました。

本件店舗では、2002年11月の開業以来、JASRACからの再三の説明にもかかわらず、ピアノとボーカル等による生演奏により管理著作物の無許諾利用が繰り返されてきたため、JASRACは、2017年1月、(有)〇〇〇〇を相手方として、本件店舗における無許諾利用の解消と無許諾利用期間分の使用料相当額の清算を求める民事調停を東京簡易裁判所に申し立てました。同調停は、同社が使用料相当額の清算を拒んだため、同年6月、不成立となり、その後も、同社は、JASRACの許諾を得ないまま、本件店舗において、管理著作物の著作権侵害を継続しています。

多くの社交場のご経営者が当協会との間で利用許諾契約を締結して適法に管理著作物を利用している現状に鑑み、公平の観点から、今回の訴訟の提起に至りました。

2018年1月26日 JASRACホームページ内プレスリリースより

 

ニュースでも取り上げられたのでご存知の方も多いと思います。

音楽のかかっていない飲食店は寂しいですよね。しかし、好きな音楽を好きに流せる訳ではありません。好きに流すとこのような事になるかもしれません。

JASRACとは

JASRAC=日本音楽著作権協会。英語のJapanese Society for Rights of Authors, Composers and Publishersの頭文字をとったものです。

簡単に言うと“音楽の著作権を管理している団体”です。

お店で音楽を流すには、JASRACに申込書を送らなければなりません。買ったCDやダウンロードした曲、ストリーミング配信などは個人で楽しむ分には問題ありませんが、それをBGMとして流す場合は『録音物の再生』の手続きの必要があります。

ちょっと複雑なんですが、テレビとかラジオを流すのは問題ありません。しかし、放送を録音して流すのはアウトです。

好きな音楽をかけてもバレないと思うかもしれませんが、お店をオープンするとすぐJASRACから電話が来ます。そして、『どのような音楽の使い方をしてるか答えて下さい』という手紙が届きます。結構すぐ来るので覚悟しておいて下さい。

使用料について

飲食店の場合500平米までが年額6000円です。飲食店は坪数で見ることが多いと思いますので500平米=151.25坪です。

次が1000平米=302.5坪、年額10000円です。

使用料規定より

JASRACから手紙が来たら

ここからが合法的に逃れる方法になります。

本来、音楽をかけるのであれば、

  • JASRACに使用料を払う
  • USENなどの音楽提供事業者と契約する
  • ラジオかテレビを流す

の3択しかありません。

USENは初期費用がかかる上に月額が4500円~6000円ほど。

大衆酒場のような業態やラーメン屋さんなどはテレビやラジオもいいかもしれませんが、他の業態はちょっとキツイですよね。

しかもテレビを流すと今度はNHKが来ますし…。

 

JASRACから電話が来ると、

『現在の音楽の使用方法について手紙で答えて欲しい』的な事を言われます。了承して手紙を受け取りましょう。

届いたら記入して返送します。

現物の写真がないので文章で説明します。

まず、

  • お店の名前
  • お店の住所
  • 会社名及び代表者名
  • 会社、もしくは自宅の住所

を記入します。

この後は選択する形になります。

お店の形態に丸をします。

ここでは、①の『飲食店・宿泊施設・カラオケルーム』に丸をしましょう。

次に、『あなたのお店または施設に音楽の利用がありますか』との質問があるので『A.ある』に丸をしてください。うそは良くないのでAです。

Aに丸をつけた人は次の質問に進みます。ウソをついた人はここで終了です。

次の質問です。

『お店または施設の中で、BGMを流していますか』

だんだんと本質に迫られて来ている感が出てきました。あーこわい。ジョーズのBGMが聞こえてきます。

勇気を出して正直に言いましょう。『1.CD、テープなどを流している』に丸です。

すると、『スナック、バー、クラブ、料理店等の飲食店を経営する皆様へ』に進み、『あなたのお店では、どのような音楽をお使いですか?』との質問が来ます。いよいよ決戦は大詰めです。選択を誤ると年額を徴収されます。

しかし、ここで会心の一撃を繰り出します!

『I.その他』

です。

もちろん“その他”である理由も書きます。

“その他”の横に()がありますのでこのように書いて下さい。

(Amazonで購入した著作権フリーのJAZZ音源集を店舗BGMとして使用しています。)

決まりました、会心の一撃です。

この後は店の広さとかも記入しますが、もう大丈夫です。あなたの勝ちです。YOU WIN!

あとはこの手紙をポストに投函して下さい。

今後JASRACから連絡が来ることはありません。

少なくとも、僕はこのように書いて送ったところ以後音沙汰なしです。

もちろんちゃんとCDを購入して実際に使って下さいね。

著作権フリーの音源集はこちら↓からお買い求めください。



まとめ

もちろん、JASRACに使用料を支払って好きな曲をかけてもいいですしUSENと契約して好きなチャンネルから音楽を流してもいいです。

ですが、余計なものにお金を払うくらいならスタッフの給料でも上げてあげましょう。

おしまい。