開業前

脱サラしての飲食店経営はやめた方がいい3つの理由

今日も飲食店が潰れ、新しい飲食店がオープンしています。

消費者としては、不人気店が無くなり自分の街に新しい店がオープンするのは嬉しいのですが、経営してると明日は我が身。

なぜ潰れるのか

“はじめに”のページでも書きましたが、廃業率は、

1年未満:2243件(34.5%)

1~2年:987件(15.2%)

3~5年:1364件(21.0%)

6~10年:1113件(17.1%)

11~15年:380件(5.9%)

16年以上:407件(6.3%)

だそうです。

かなり厳しく感じますよね。

が、これは一部の人が数字を上げています。

というのも、飲食店経営は『参入障壁が低いから、誰でもとりあえず店をオープンする事が出来る』産業なんです。

なにもわからず、

「やってやるぜ!」

といってオープンさせると1年未満の34.5%に入り込みます。

試しにYahoo!知恵袋で“飲食店 経営”で調べてみて下さい。

信じられないようなアホな質問をしてる人がたくさんいることに気付きます。

安心して下さい、そう簡単には潰れません。こういう人が廃業率を上げているだけです。

経験を積んで、数字を理解して、経営計画を立てて、デイリーで原価率や人件費率などを管理してる人の廃業率はこうならないと思います。

悪い言い方ですが、バカが始めた飲食店は潰れます。

そして、脱サラしての飲食店経営は不利です。経験値の無さで廃業を早めます。

それでは、

脱サラしての開業がダメな理由を3つのキーワードを元に書いて行きます。

 

理由1:スタートラインが違いすぎる

もちろん働いた事があればいいというわけではありません。

独立するぞ!という意思を持って働いたかが重要で、調理だけではなく、マネジメントやオペレーションの組み方なども、独立を意識して学ぶと得る経験値が違います。

自分の店でこれを真似しよう、これは改善出来るとシミュレーションしながら働く事が重要です。

個人店、チェーン店のどちらからも学ぶ事は多いと思います。

脱サラしていきなりのスタートをしても経験値を積んで行くことは出来るのですが、失敗をしたり改善点を見つけた時に修正していく体力(お金)が追いつかなくなります。失敗を直している間に運転資金が尽きるのです。

飲食店に勤めて、もしここが自分の店だったらどうするか。売上がいいならなぜか。もし悪いなら改善点を探して実際にやってみる。

雇われていれば、失敗しても給料はもらえますが開業後はそうはいきません。

実際に働いてみて、その会社を上手く利用してレベルアップをした方がいいです。

理由2:お金のかけ方がわからない

初めてオープンする時は、あれもしたいこれもしたいになってオープン経費がかさみます。

どんどん拘りたくなってくるものです。

結婚式と同じですね…。

本当にお客さんの事を思ってやっている事か見直して下さい。

直接お客さんの満足度に繋がらない部分はトコトン削った方がいいです。

新品の冷蔵庫を調理場にいれる必要はありません。

また、スタッフ採用もオープニングスタッフであれば少しは集まりやすいですが、タウンワークなどに掲載しても応募ゼロなんてこともザラです。

理由3:なにをしていいのかわからなくなる

お客さんが来ない時、やらなければならない事がわからなくなります。

なぜか理由もなく駅に広告を出してみたり、ネット媒体(食べログ、ホットペッパー、ぐるなび等)にどんな効果があるのかも経験がないのでわからず。最近だとヒトサラやRettyとかも勢いがありますが、その辺の知識も皆無です。

無駄な値引きをしてみて利益率を悪くしたり(値引きは悪くないです)、深夜営業してみたり、やめてみたり、効果が出る前に諦めたりしてしまいます。

まとめ

経験値の無さは致命的です。

自分の店舗のシミュレーションとして、飲食店で働く事を強くおすすめします!